6月のタルトは「カシスのクラフティー」です♪
頒布会のタルトのお知らせです♪
今月は「カシスのクラフティー」をお届けしています。
「クラフティー」とは、フランスはリムーザン地方発祥の郷土菓子で、19世紀にはフランス全土に広がったと言われています。
まさに、お店の数ほど、家庭の数ほどレシピがあると言われている大変ポピュラーなお菓子。
季節の果物を生クリーム、牛乳、卵などで作ったソースと一緒にじっくりと焼きこむのです。
果物からじんわりと染み出た果汁がプリン液のようなソースと織り成すコンビネーションは何ともいえぬ世界。
そして、その食感もソースに入れた少々の小麦粉からちょっぴりねっちりとした独特の食感がオムレツのようなクレープのようなプリンのような、、、これまたクセになるのです。
ジャンレイでは、北海道仁木町で無農薬栽培された薫り高きカシスをふんだんに使いました。
カシスは、その外見からは想像できないとは思いますが、果実でありながら花のブーケのような華やかな香りを奥に潜めた何とも色気のある果実です
ワインで有名なブルゴーニュ地方もカシス特産地で「クレーム・ド・カシス」という美味しいお酒があるほか、お菓子や料理にもよく使われいるのですが、個人的にあまりにカシスに惚れ込み、数年前にはブルゴーニュ地方を訪ねる旅もしました
ブルゴーニュの郷土菓子「パン・デピス」にももちろんカシスを使ったものもあり、同じく特産品の「マスタード」にもカシス味のものがあるほど・・・そしてこれらの製品は、小さな街のお店にも大きなスーパーにもカシスの製品が売られていました。
カシスは、小果樹特有の酸味と甘み、野趣あふれる香りのほかに先ほども書いたような華やかなブーケの香りが様々な食材との相性を良くしているのかもしれません…。
こんなに小粒なのに、魅力溢れる果実って本当にスゴイ!!!と思うのでした。
余談ですが、ブルゴーニュ地方では甘いジャムの他に塩味のカシスペーストや味を何もつけていないカシスペーストも売っていて、様々なものに利用されしっかりと生活に根付いた食材なのです。
そんなこんなのカシスを使ったクラフティー。
さくさくのパイ生地の中にカシスのお酒「クレーム・ド・カシス」でマリネしたカシスとソースを流し込んで焼き、上にはフレンチ風にアレンジしたちょっぴり酸味のある生クリームを絞りました。
さわやかな初夏の季節、ジャンレイタルトと共にお過ごしいただけたら嬉しいです♪
頒布会は6回コースのほかに3回コースもございます。
ご自宅用にギフトにと、ご都合に合わせてお使いいただけたら嬉しいです。
6回コース 北海道内 19400円/北海道外 23100円
※お届けは毎月続けてでも良いですが、偶数月(奇数月)だけやご希望の月だけのお届けなどなど、ご都合の良い方法でご利用いただくことができます。
ジャンレイホームページはこちらです→パティスリージャンレイ