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2014年12月19日 (金)

骨髄バンク

本日届いた日本骨髄バンクさんからのお手紙。

Dscf3219

骨髄バンクに登録したのはもうかれこれ23年位前。

それから、ずっと定期的に情報提供とか、近況報告みたいな内容でお手紙を届けてくれている。

Dscf3220

手紙を眺めていると、登録したいきさつなどなどが蘇ってきて感慨深い。

今から23年前。何故か、あの年はバイクに乗れば転倒して大怪我をし、車の運転をすれば追突され、人の助手席に乗れば大事故に巻き込まれ…という事が、信じられないくらいの短期間に次から次へと起こったのでした。

そこで、思ったことは「人は常に死と隣合わせにある。いつ死んでしまってもおかしくないのであれば、私の肉体を役に立てたい」と思って、片っ端から骨髄ドナー、眼バンク、腎バンク、検体などなど、自分の肉体を役に立てられそうなものすべてに登録していったのでした。

なんとも勢いと思い込みによって突き進んだ22歳。

その後、骨髄バンクは、もうこの審査が通れば移植提供になるというところまで検査が進んだものの、最終検査でドナーさんと不適合。残念な事に提供することができませんでした。

最終検査の際、コーディネータの方が、移植の際、提供者に起こりうる危険性についてきちんと説明してくださり、それでも何も恐れも抱かず「とにかく使えるのなら使ってください」とだけ言ったことも、妙に記憶に残っていて…。

その後、身近な方ともう会えないお別れを経て、様々な移植をしてまで生きていく事への意味も随分考えさせらました。

もしかしたら、移植してまで生命を得るのは、自然に反しているのかしら…とか、ぐるぐる考えたりして…。
けれど、やっぱり今思うのは、もしも自分の大切な人が移植をすれば助かるという事であったら、諦めきれずに移植という道を選択するのかも。

もしかしたら、自分の事だったら「これもまた人生!」なんて思って、移植もせず、ありのままを受け入れるのかもしれないけれど、守りたい大切な人だったらって思うと、移植と言う技術がある世の中なのだから…って思うのかもなぁ。

なんて、定期的に届くこの骨髄バンクのお手紙は、私に命の事、移植の事、家族のあり方…。さまざまなことを投げかけくれるのでした。

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